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28話 ページ28

kn「A、…起きとるんならこいや」
「…わかりました」

彼らの中で私は来ないと判定されたのかな
信頼されていない証拠


…このままいけば、同じ結果になってしまうのか
なんとか避けなければ

kn「…まだ、触るの嫌なんか」
「…嫌、以前に触る理由もありませんよ」
「なんで、触りたいんですか?」

本の中で、仲良くする方法として
人の話を掘り進める聞き上手になることが
挙げられていた。

朧気の記憶を頼りに、話をすすめてみる

kn「…わかっとらんのかアホ」
「…」
kn「まぁええわ、触れた方がいろいろ楽やしな」
kn「小指は?小指あかんの?」

「…小指、くらいなら」

差し出された小指は、私の人差し指と同じ
少しだけ触れたが…記憶は流れてこなかった

安心感に息を吐く

kn「…お前変わったよな、最近」
「?」

kn「前は、もっとこう…冷たいヤツやったやん」
kn「仕事以外の話を一切しないし、俺らに対して冷たい目するし」

kn「遅刻した日?から、なんか変わった」
「…」

私、彼らからそう思われていたのか
…自覚していたがいざ言われると若干
戸惑う

…でも、仕事に必要ないじゃん

kn「俺、今の方が好きやわ」
「…そうですか」

kn「Aは、俺らと話すん嫌いなん?」
「…仕事に必要が無いものに興味が無いだけです」

kn「なら話すのも利害関係やと思えば?」
「…」

目的があるので純粋な仕事に関係ないことでは無いが…否定する気もない

kn「…A、」
「はいなんでしょうか」

顔を上げたら、日光で金髪が輝く
彼が若干頬を赤らめていた。

恋愛とか興味ないけど、彼にファンクラブができるのも納得は行く

kn「…すzm「A!おはよう!」

「…おはようございます」

kn「…」

zm「な!今日は、オムレツやって」
zm「俺食えるかな!笑」

「…食べすぎたら、またアレルギー起きるかもしれませんね」

zm「な!」
zm「…」

kn「ッ…」

殺気が俺をつきさす。

Aと話してもいい触ってもいい

その言葉を言うな



そう、言われている気がした



kn「…」

お前のちゃうやろ
俺のAや。
お前みたいな昔にしかすがれへんヤツに

誰が渡せるか

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紫月 香(プロフ) - 続いてくれ〜〜!!!! (3月4日 6時) (レス) @page50 id: 579825fe4a (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - こももさん» ありがとうございます〜!暫くはtnさんが沢山でてきますよ! (2月19日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
こもも(プロフ) - 新作待ってました!嬉しいです!❤️‍🔥 あちきさんが書くtnさんが凄くタイプで、今作ももちろん全作品が私の心に刺さってます、、!これからも無理のない程度で更新頑張ってください!応援してます〜!🙌🏻 (2月19日 0時) (レス) id: 668a09407c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2024年2月18日 19時

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